桜の園Bブロック、SLの東側にある寒緋桜
2/22に開花としました。(公園地図)
寒緋桜はうつむきつつ咲くタイプで開花の判断が難しい桜です。濃いピンクが華やかで、またあの「ワカケホンセイインコ」も大好物。甘い蜜が吸えるのでしょうね。濃いピンクと緑のインコのコラボ、今年も見られると思います。
台湾、中国南部から東南アジア原産の野生種で、沖縄県石垣島にも自生地があります。
暖かい地方で生育する種のため、「染井吉野」が育たない沖縄では桜の開花宣言に利用されています。
早咲きの桜で、花は赤みが強く平らに開かず、花弁は5枚の一重咲きです。萼、萼筒も赤く一般的な桜の印象とは異なります。
2023年は2月28日に開花しました。例年、満開までは1週間~2週間くらいですが、野生種のため花期に差があります。
【ガイドツアーのお知らせ】
3/36,28にガイドツアーをします。
申し込み制、先着順となっていますのでご興味のある方はぜひ早めにお申し込みください。HPのトップページから申し込みサイト「GRANT」にアクセスできます。
3月26日の詳細 GRANT
3月28日の詳細 GRANT
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参加を申し込むからエントリーしてください。
または
メール:afharig@jcom.zaq.ne.jp(有賀)
電話: 小林090-8800-4703
有賀090-7213-8961 まで♪♪
カンヒザクラには蜜が多いようで、よく色んな鳥が集まりますが、このためカンヒザクラが片親とされる「~カンザクラ」の系統はどれも鳥がよく来るようです。
皇居東御苑には「リュウキュウカンヒザクラ」(沖縄にはカンヒザクラが2種自生するのでしょうか?)、新宿御苑には「タイワンヒザクラ」と「ヒマラヤヒザクラ」があります。どれもそっくりで見分けが付かないですが、開花時期はどれもカンヒザクラより若干早いです。
また碑文谷公園(目黒区)やめぐろ区民キャンパスにはベニフサザクラ(紅房桜)という、カンヒザクラの園芸品種が植栽されており、これも毎年周辺のカンヒザクラより早く咲きます。