昨日は桜守の会の一大イベント「芽つぎ」をしました。
穂木(育てたい桜)を採取して来て、2月に種まきをした台木(接木をされる側)に切り込みを入れ、穂木の芽を差し込みテープで固定します。
と書くと簡単なようですがこれが結構難しく、成功率は30%ほど。しかも小金井公園桜守の会の強力なサポーター、接木等の指導をしてくださっている近所の農家のお父さんの「作品」も含んだ%になるので、難しさがお分かりいただけるかな??と思います。また、昨日は芽つぎ初体験のメンバーが2人。先輩が作って来た「見本」を見て、説明を受け、万力で固定した練習用の台木で何回も練習し本番に臨みました。とはいえ、本番は台木の地面から8センチの辺りでの作業になるのでなかなか思うように行かず、でもとても楽しそうでした。
私は小指の付け根に豆ができ、それが潰れて昨晩から家事に支障が出ています。夢中になって小刀を使っていたので気づかなかったようです。
昨日は33種類の穂木(育てたい桜)、92本の芽つぎをしました。
台木(種まきをして育てた苗木)は3種類(山桜、エドヒガン、大島桜)、それぞれ合った種類を接ぎます。例えばエドヒガンの台木に神代曙や長柄の豆桜、大島桜の台木に白雪や染井吉野など。
間違えないようにあちこちに色分けテープや名前シールなど使い区別します。
昨日の芽つぎが成功したか失敗だったか…は11月上旬頃にわかります。さてさて今年の成功率はどうでしょう。ご興味のある方はぜひお声掛けください。火曜、木曜、いずれも午前中に公園のどこかで作業をしています(作業スケジュールをご覧ください)
併せて会員も大募集中です。ご一緒に小金井公園の桜を育て守りませんか。
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