台木にするための桜の実を採りました。
大島桜、山桜、江戸彼岸桜の3種類です。
なるべく他の種類の桜の花粉を受粉していなさそうな場所から、またよく熟して黒くなっている実を選び採り、水を流しつつ果肉を取り、タネだけになるようにします。ザルの上で濾しますが濃い赤の汁が出てちょっと「ゾワッ」とするシーンです。
採取の時から手も赤くなります。
川砂と混ぜてネットに入れ地中50センチの穴に埋め終了。来年2月に掘り出して種まきをします。
ちょっと調べてみたら熊のいる地域では「クマだな」というものができている桜があり、ツキノワグマがこの桜の実を食べに来るそうです。残念ながら?ラッキーなことに?小金井公園には「クマだな」はないですね。
また、見た目がミニチュアの佐藤錦のような赤い(美味しそうな)実はシアン化合物が含まれていてお腹を壊すことがあるそうです。黒く熟しているのは生で食べて美味しい桜もありますが、虫が卵を産みつけていることがあります。
私は持ち帰って塩水につけてみたところ、まつ毛くらいの白い虫が塩水に出てきました。たくさん味見をするのはやめた方が良さそうですね(^^)
引き続き、小金井公園桜守の会では会員大募集中です。
ご興味のある方はぜひお声掛けください。まずは体験、お試し入会等お待ちしています。
【連絡先:小金井公園サービスセンター 042-385-5611】
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