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染井吉野

更新日:2月17日

染井吉野は全国(北海道と沖縄を除く)の桜の開花宣言に使われています。

小金井公園の標本木は例年東京の標本木(靖国神社)より1日~2日遅い開花です。


染井吉野はエドヒガンとオオシマザクラの種間雑種と考えられています。江戸後期に江戸染井村から「吉野桜」として広まった栽培品種ですが、明治に入り「染井吉野」と名付けられました。

公園内に320本ほどありますが、たてもの園前には124本まとまって植樹されています。(公園地図)

花は微淡紅色、一重(花弁5枚)咲きの中輪です。

生育が早く花付きも良く観賞価値が高いことから全国に広がりましたが、テング巣病などの病気に弱く管理が大変という欠点があります。

染井吉野の寿命は70~80年と言われていますが、全国には100年を超えているものもあります。小金井公園の桜は70歳を超えるかなりの高齢になっているため、桜守りの会は桜樹が長生きできるように保護活動に励み、接ぎ木などで若木を育てて植樹もしています。

2023年は3月15日に開花しました。






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