普賢象が咲き始めました
4月5日、普賢象が開花しました。
桜の園と野球場西側、テニスコート北側にあります。(公園地図)
室町時代にはその名があった古い品種ですが、現在の普賢象は江戸時代荒川堤で「オオシマザクラ」を基にして作られた栽培品種です。
花は内側が白く外側が淡紅色、花弁は20~50枚の八重咲き大輪です。
普賢象は枝変わりがよくおこる桜で、「紅普賢」、「白普賢」、「須磨浦普賢象(黄色)」などがあります。
名前は花の中から出ているめしべ(2本が多い)の先端が曲がっていて、普賢菩薩の乗る象の鼻に似ていると名付けられました。
花の中を観察すると、よく似ている「一葉」と区別することができます。
例年、満開までは4日~10日くらいです。
普賢象…名前が少々物々しいのですが、その花は淡いピンクでコロコロと咲きとても可愛い桜です。この葉っぱが少し出ているのもリボンを付けているようでオシャレに見えます。テニスコートの北側、江戸の近くにある普賢象は立派な木です。ぜひ、この名前と花のギャップを感じていただけたらと思います。