先週は大きな大島桜の支柱の手入れをしました。
大島桜はその特徴として枝が横に張り出しつつ育ちます。そのために自分の枝の重さに耐えきれず折れてしまうことがあり、どうしても支柱が必要になります。
2,3mの高さのところにある支柱は私たち桜守の会では(高所作業車はもとより脚立での作業もあまり推奨されていません)無理なので公園サービスセンターにお願いして付け替えてもらいます。でも低いところは人力のみでも対処できるので先週はその作業をしました。
まず杭がちゃんと機能しているか?グラグラするものは杭を打ち込むところから。
枝の太さに合わせた杭を用意してT字型にするかX型にするか決めてから杭を打ち込み、そこへ太い枝を乗せます。これが重いので「集まって ~」の掛け声でお神輿を担ぐように「せーの」で持ち上げます。5人くらいでやっと動く枝もあります。その間に一人が古い人工杉皮というものを取り除き新しいものと替える、必要だったら杉皮の枕を入れ込む という作業をします。
最後にシュロ縄で結んで完了
公園内の移植5年以内の若木の支柱も方法は違いますが1年に1回はこの杉皮&シュロ縄の取り替え作業をしています。
今現在 公園内の5年以内に移植した若木は約110本、
そのほかにひこばえから育ったもの、
柵のある大島桜や衣通姫に似るなどの大きな木の支柱、
苗畑の在庫約130本も併せて支柱の付け替えをします。
お散歩の際にそういった作業をしているのをお見かけになったら見学、お声かけ、(応援も!!)大歓迎です。
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