小金井公園の桜で毎年最後に咲き始める(秋に咲く十月桜、子福桜を除く)大トリを飾る「ミヤマザクラ」が咲き始めました。(今年は犬桜は咲かなかったようです)
小さくて白くて、しかも葉っぱが先に出るという恥ずかしがり屋さんですが、望遠レンズで拡大するととても可愛らしい桜なのでファンが多いです。
名の通り、人里離れた地域で見られるために深山桜と呼ばれています。亜寒帯から冷温帯に咲くので、ここ、小金井公園では少々暑すぎないか心配です。
小金井公園では大きなオオシマザクラ(西東京市の木50選)の北側にあるベンチのところに道を挟んで2本植えてあります。(公園地図)
前にここで来園者の方が「これは桜ではない、何十年も通っているがここで桜を見たことはない」とおっしゃっていました。
確かに…普通にイメージする桜とはずいぶん違いがあります。
でもこの桜は基本野生種と言われるいわゆる原種の一つ、これらの基本野生種を元にして色々な栽培品種が作られているのです。
基本野生種についてはまた詳しくご説明します。
皆さまもぜひこのミヤマザクラをご覧になって、2024春の小金井公園の桜をコンプリートしませんか。
……………………🌸……………………
桜守の会では一緒に活動する仲間を募集しています。(現在20名ほど)
ご興味があれば見学、体験いつでも大歓迎です。
毎週火曜日、木曜日いずれも9:30~12:00(雨天中止)
(HPのスケジュールをご確認いただくかサービスセンターへお問い合わせいただけると確実です。042-385-5611)
○毎回は出られないわ→いつでもお休みできます
○力仕事かしら?→色々な仕事があります。得意分野で活躍していただけるように配置します
○難しいことはできないな、経験ないし→もちろん先輩と一緒に活動するので大丈夫です
仲間と一緒に20年後、30年後の小金井公園を夢見て働きませんか。
今日4/26、公園に行きました。お陰様で、念願のミヤマザクラを観ることが出来ました。
(隣?の林の中でも咲いてますよね? 樹高が高いのが難点ですが)
気にして見るようにしていたのですが、イヌザクラはやっぱり咲いてなかったですか。
これで恐らく、(タカネザクラを除いて)関東で通常見られる「野生種」のサクラは
全種類観たと思います。(今年は、皇居東御苑でクマノザクラも咲きました)
春にサクラ三昧をするようになって4、5年経ちますが、
今シーズンは観賞先に小金井公園が加わって、とても充実しました。
2月に植替えの見学をさせて頂き、3月にはガイドツアーでもお世話になりました。
有り難うございました。