オオシマザクラが開花しました
3月23日、ゆりの木広場のオオシマザクラが開花しました。(公園地図)
オオシマザクラは公園内に40本ほどあります。
ゆりの木広場のオオシマザクラは小金井公園で一番大きな桜で、横幅30メートルほどあります。枝が横に広がる性質を持っているため、太い枝が地面に着き、そこから根を張っているように見えます。花を楽しんだ後、ちょっと目線を下げて見てくださいね。
西東京市の木50選になっています
オオシマザクラは伊豆から房総の海沿いに多く生育する野生種です。
花は白く、一重咲きの大輪です。クマリンの香りがあり、花弁の先は二裂します。
緑の若葉は花と同時に出てきますが、野生種のため花が先行したり、葉が多いものや少ないものと多様です。
葉は香りがあり厚く毛が無いため食用に適し、桜餅を包むため塩漬けに加工されます。
名は伊豆大島に多いことからつきました。
例年、満開までは1週間くらいです。
下草のショカツサイ(ムラサキハナナ)とのコントラストをお楽しみください。
一昨日2,3輪の開花でしたが今朝はもうすでにたくさん咲いていたので昨日の開花としました。蕾が大きかったので開き始めるとあっという間ですね。
園内にたくさんあるオオシマザクラですが
『オオシマザクラ咲いたかしら?』という会話の主語はこのオオシマザクラということが暗黙の了解になっているような小金井公園のシンボル的な桜です。まだ1〜2分咲きですが、満開のオオシマザクラは見応えたっぷり。ぜひご覧ください。
また、昨年囲っている柵を2mほど広げました。ちょっとした豆情報でした♪♪

《お知らせ》
3/25,26は桜まつりです。3/25の午前中は園内桜ガイドの依頼があり、団体のお客様と園内を歩いて回ります。また、桜守の会ブースにパネル展示も行いますのでぜひいらしてください。桜守の会の1年の活動を通じて、小金井公園の桜がどのように育っているのか、パネルで説明しています。